活動場所を大阪から東京に移したヤーレンズが有吉の壁に登場。
脱力系の漫才コンビの特徴を調べてみた。
コンビ名とサザンオールスターズとの関係はどうなのか?
東京で売れだしたきっかけは、Ⅿ1グランプリー挑戦なのか?コロナ禍ではじけたのか?
脱力系漫才コンビのヤーレンズ 写真はnoteから引用
ヤーレンズの2人の略歴
楢原 真樹(ならはら まさき):本名も同じ
生年月日:1986年11月17日 (2024年10月現在;37歳)
身長・体重:1m79cm;65キロ 痩せ気味な体型
立ち位置:向かって左側でボケ担当
出身:大阪府池田市 ;こてこての大阪弁は得意ではない
お笑い芸人になるきっかけ:大学受験に失敗した時に御両親に勧められた。
出井 隼之介(でい じゅんのすけ):本名同じ
生年月日:1986年11月17日(2024年10月現在37歳)
身長・体重:1m73cm;60キロ 中肉中背な体型
立ち位置:向かって右側でツッコミ担当
出身:横浜出身・中学の途中から神戸育ち;関西弁も標準語も得意でない
お笑い芸人になるきっかけ:大学生の日常よりも面白いことを探してたら芸人になっていた。
面白いコンビ名はどこから付けた?? 写真はナタリーより引用
コンビ名の由来はサザンと関係あるのか?
2人はNSC 大阪校で28期生の楢原 真樹と29期生の出井 隼之介が出会った。
出会いの場は「サザンオールスターズだけを歌うカラオケ大会」の会場でした。
2人とも『散策する・おいしいコーヒーを嗜む・サザンを聞く』などの共通の趣味があった。
たちまち意気投合してコンビを組んだ。
思いつくままにコンビ名を『ヒートアップ』にしたが、1か月で改名した。
次のコンビ名のパープーズも1年半で終わった。
大阪弁が苦手な2人は「早口で突っ込む」大坂漫才が苦手だった。
スローテンポの『脱力系漫才は、東京の方が受けるんとちゃうか・・?』
意を決して2014年5月31日から東京に活動の拠点を移した。
同時に吉本を退社して東京のケイダッシュステージに移籍した。
2度目のコンビ名「パープーズ」もサザンの「我らパープー仲間」からヒントを得た。
『コンビ名はサザンオールスターズの曲名+ズで付けよう!』が基本だ。
3度目の正直で『ヤーレンズ』にした。
メジャーでないマイナーな曲名を探した。
そして 『YARLEN SHUFFLE ~子羊へのレクエイム~』 から YARLEN+S
『ヤーレンズ』が誕生した。
コロナ禍で仕事がないから互いのことを説明し合った。 写真はYouTubeより引用
売れだしたきっかけ
2015年に東京に拠点を移した。
TV出演の声も掛からずくすぶっていた時に、2023年のⅯ1グランプリーで準優勝した。
これが契機となり、脱力系の漫才が東京で花開くこととなった。
鋭い早口の大坂漫才ではなく、スローテンポの穏やかな笑いが受け始めていた。
折しもコロナ禍で仕事がない時に「2人の生い立ちから考え方までを話し合った」
この作業が2人の距離を一気に縮めた。
まるで1卵生双子のように「阿吽の呼吸で互いの次の一言が分かる」までになった。
この領域に達すると、テンポはなおゆっくりと噛みしめる口調になった。
ファンの客層も幅広い年齢になり、YouTubeの登録者数も99,000人を数えている。
肩の凝らないゆるりとした『脱力系漫才』を更なる高みにまで育てて欲しい。