佐藤藍子の家は、幼い頃から動物が家族の一員だった。
言葉が離せない動物たちと、どのようにしてコミュニケーションをとったのか?
競馬好きのご両親の影響で佐藤藍子も馬に触れることで心が癒された。
初めての乗馬体験で感じた感激を、いつまで持ち続けることができたのか?
写真は気になる芸能人Hpより出典
プロフィール
佐藤藍子(結婚前は本名と同じ)は、1977年に神奈川県の川崎市に生まれた。
小学生の頃に飼っていた犬がいた。
帰ると家に入る前に、犬小屋の中に入って犬の臭いを嗅いだ。犬も安心して傍で寝そべった。
スキンシップで培われた動物への愛情がぐんぐんと育まれていった。
高校は芸能人の出身者も多い日出女子学園高等学校を卒業した。
身長は164cmと、当時では大柄だった。
経 歴
1992年(15才)の時に『第6回 全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを受賞した。
1993年(16才)で『ツインズ教師』でTVデビューした。
その後、暫くは低迷時代をすごした。
1995年(18才)『今日から俺は!! 』東映ビデオに出演
1996年(19才)でドラマ『変[HEN]』で中性的キャラクターの男子高校生役を演じた。
1998年(21才)から約8年間、奇跡体験!アンビリバボーの司会を勤めた。
2001年(24才)の時にNHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』に佐々木奈々子 役で出演。
この連続テレビ小説出演を契機に、ドラマ出演が増えた。
芸能界にデビューして、かれこれ10年が経過していた。
エピソード
テレ朝ポストの記事から拾ってみた。
15才の時に『全日本国民的美少女コンテスト』に応募した時の心境を吐露している。
『私は芸能界に入れないと思っては、応募しないと思うんですよ』
また『女性は20才を過ぎるとキャスティングされる率も減ってくる』
『20才の頃は、40才になっても芸能の仕事ができるか不安だった』
なるほど、目鼻立ちのはっきりした美人でも、20才を超えてくると需要が減ってくるんだね。
写真はimpression-life.comより出典
人生を変えた女性との出会い
競馬好きが高じてグリーンチャンネルの『競馬場の達人』という番組に初出演した。
馬好きが初めて仕事に結びついた瞬間だった。
機会があって馬に乗せて貰った。
いつもと違う高い位置からの眺めや通り過ぎる爽やかな風、そして優しい目元の馬との触れ合い。
番組の中で「競走馬の人生、30年のうちで輝けるのは4~5年、引退した後の馬の人生は悲哀に満ちて
いる」と知った。
そして運命の女生とは、認定NPO法人「引退馬協会」の代表理事の沼田恭子さんだ。
2歳馬でデビューして活躍しても5歳馬までと言われている。
その後はどうなるのか?
乗馬クラブに引き受けてもらえる馬は、ほんの一握り。
ほとんどは殺処分されてしまうのが現実だ。
華やかな競走馬の世界だが、消耗品的な部分がある。
『競走馬の余生をより良くしていくためには、何をしたらいいのかを本気で考える』沼田恭子さんとの
出会いだった。
沼田恭子さんは千葉県香取市にある『乗馬クラブ イグレット』のオーナーでもある。
そのクラブ後継者の沼田拓馬さんが今の佐藤藍子のご主人だ。
30才の佐藤藍子の誕生日に、入籍した。
ほぼ休みのない乗馬クラブの生活とは?
佐藤藍子の嫁いだ『乗馬クラブ イグレット』は30頭の馬を保有している大きなクラブだ。
クラブの広さは何と東京ドーム1個分もあるそうだ。
口がついてる馬の世話には、休みがない。
他のスタッフと一緒になって世話をしている。
人間と同じで1日3回の食事タイムがある。
その他にブラッシングや糞の片付けなどかなりの重労働だ。
佐藤藍子は、愚痴っているのか?華やかな生活へのリターンを望んでいるのか??
“虫や鳥の声から四季の移ろいを感じられる”というほどに自然豊かな環境の中で、馬、犬、猫たちに囲まれて暮らす日々は充実そのもので、田舎暮らしを存分に満喫中だ。 ワープシティーのインタビュー記事より引用
幼い頃に飼っていた犬の臭い、毎日ブラッシングする馬の毛ざわりは麻薬なのか?
初めて乗った馬の背中は意外と硬かった、人を見抜く馬の嗅覚などなど・・・
馬の身体は大きくても草食系だから、狩られる・殺される側だ。
自分に近づく生き物の言葉や態度で、敵なのか味方なのかを本能的に見抜く。
人間が肩の力を抜いて接すると、馬も身構えることを止めて優しい目元がより穏やかになる。
言葉を必要としない、馬との一体感が今の佐藤藍子の宝物だ。
女優業では味わえない、自然や動物たちと触れ合う生活を満喫している。
クラブ経営がメインで女優業はサブと割り切って、田舎暮らしを謳歌している。
馬が心を許した時のリップサービス(笑) 写真・記事の一部は移住の話ワープシティーより引用
40才にして女優業に復活か?
2人はまだ子供がいない。
今後の10年、20年先を考えた時に何を思うのか?
最近、女優業に復活の様子が見える。
TV番組に再登場し出した。
彼女の歯切れの良いトークが聞けるのが、視聴者には嬉しい。
益々のご活躍を祈念している。