パリオリンピックで複合4位入賞の森秋彩が“踊るさんま御殿”に出場、6才からクライミング
を始め、天才少女と呼ばれた。本人は努力の天才と呼ばれたい。
パリオリンピックでは「生き生きと登っている姿を見て、『自分も登ってみたい』と言ってくれる人が増えたらいいな」とつぶやく。
feature145 より抜粋
プロフィール
- 名前 森 秋彩 (もり あい)
- 生年月日 2003年9月17日
- 出身地 茨城県
- 身長 154cm
- 握力 右45キロ、左37キロ
- 所属 茨城県山岳連盟
- 学歴 光輝学園つくば市立手代木中学校卒業
つくば開成高校(通信制)卒業
筑波大学 体育専門学群 在学中 - 得意種目 リード
小学校1年の頃に父に連れられて、家の近くのクライミングスクールで体験したのが最初の出会い。
父も同じころに始めたが、そのうちに追い越されて応援に回るようになってしまった。
小学校3年生の頃に出場した国際大会「アルコロックジュニア」7歳~9歳部門にて、スピード、ボルダー、リードの3種目で優勝した。
この頃から「天才少女あらわる」と言われたが、本人は「努力の天才」と言って欲しいと言う。
スポーツクライミングは3種類?
① 高さ5メートル以下の全4課題で登り切った数を競う「ボルダー」(制限時間各4分)
② 高さ12メートル超の壁で到達した高さを競う「リード」(制限時間6分)
③ 世界共通のコースが設定された高さ15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」
の3種類です。
東京オリンピック初めて採用された競技。
東京では、3種目すべての「複合」で実施された。
パリオリンピックでは、複合(ボルダー&リード)とスピードの2種目だった。
森秋彩の得意な競技はリードである。
パリオリンピックでは複合に出場して4位入賞となった。
世界的には、まだ競技人口の少ない競技である。
東京オリンピックで初めての競技であること、施設の設置個所の多少もあり、日本が圧倒的に
上位入賞の競技だ。
自然の崖をのぼる「フリークライミング」とは、違い「アーバン(都市型)スポーツ」と
呼ばれている。
偉大な父親と母親
父親は立教大学を卒業し、現在は筑波大学の大学院に准教授として勤務している。
専門は宇宙物理学と計算物理学だ。
母親は一般人なので記述はない。森秋彩さんの海外遠征に帯同されたり、マネージャーのようなことをしてるだろうから、父親とも遜色のない高学歴才女だと思う。
森秋彩さんの学んだ開成高校は通信制だ。遠征の多い選手生活優先で通信制高校を選択した?
森秋彩さんは、現在筑波大学在籍だ。偏差値はかなり高めの超難関大学に該当する。
人と競うのが競技だけど・・・
森秋彩さんはインタビューの中で次のように述べています。
「競技である以上、人との優劣をつけるが競技目的の一つです。でも人と競うのは、得意でも好きでもないんです。オリンピックに参加してメダルには届かなかったけれど、4年後に向けての新しい目標ができました。」
朝日新聞デジタルでのインタビューより
<大舞台に向けて「自分は誰よりもクライミングが好き。『クライミング愛』を感じてもらえるような登りをしたい」と表現した。
金メダルは「明確な目標」と言い切る。だけど、結果はどうあれ、オリンピックで得られた経験をそれからの人生に生かしたいと考えている。
「一生通してクライミングを楽しむ。年を取っておばあちゃんになっても、クライミングしながら死んでいきたい。クライミングとともに生きていたい」
「自分から競技を取ったら、何も残らない。この先の人生が不安だ」と言う声もまれに聞く。
しかし森秋彩さんの言葉からは「競技は人生の一部、得られた経験をこれからの人生に生かしたい」
「負けることで強くなっていく人なんだ」
team japan hpより
まとめ
最近のスポーツ選手へのインタビュー記事では「競技をしっかり楽しんできます」とよく聞く。
一昔前は、「勝つことが自分への一番のご褒美です」なんて言っていた。
緊張感から解放して、実力を100%出し切るために言い出した表現なのか??
「へえ~すごいね、勝つことは二の次なのかな?」
皆さんはどう思われますか?