日本 3大潮流の一つの来島海峡、風光明媚、釣り、魚、鯛めしのご紹介

芸能

急流で有名な来島海峡は、見る・遊ぶ・食べる・体験するなどが一度にできる場所です

日本3大潮流に数えられる来島海峡は、1日に4回潮の流れが変わります。

厳寒期の大潮の時は、最高で10ノットもの速さで流れます。さながら大河のような様相です。

更に潮が早いのが「鳴門の渦潮」と言われる

鳴門海峡です。渦潮の大きさは、直径が30mにもなります。そして3番目が源平合戦で有名な

関門海峡です。

ように流れる潮流の様子

この海の難関の来島海峡には種々の楽しみがあります。景色・釣り・食事・体験などです。

お役に立つ情報をお知らせします。最後には私のおすすめの食事のお店をご紹介します。

楽しみにしておいてください。

来島海峡大橋は

1995年(平成7年)に足完成しました。足掛け45年を掛けた一大事業でした。

水深も深いところでは150mもあります。急流と水深とに悩まされたと聞いてます。

鳴門の渦潮ほどではありませんが、真冬の厳冬期にはゴーゴーと音を立てながら潮が流れ

小さな渦をあちらこちらに作ります。

この海峡は昔から海の難所でした。通過する船舶にとっては今も昔も気の許せないポイントです。

帆船や手漕ぎ船の時代には地形・水流に詳しい水先き案内人の漁師が、やがて通行料を

とるようになりました。所謂「海賊」です。

有名なのが村上水軍でした。能島村上家・因島村上家・来島村上家の3家に分かれました。

後には悲哀の「能姫」などの逸話もできました。

来島を食べる

急流で育まれた来島の鯛は身が締まっており淡泊です。ただし産卵前の4月中旬の鯛は

脂が乗っています。

お刺身・皮付きの炙り・お吸い物・何といっても最高なのは鯛釜飯でしょう。

愛媛の鯛釜飯には2種類あります。

   伊予水軍のHpより

今治を中心とした釜飯は小さな羽釜で炊き上げます

もう一つは宇和島を中心とした釜飯は刺身定食風の御膳「生卵入りのタレに漬けた鯛の

お刺身を、タレごと温かいごはんに掛けて食べるスタイルです。

サラピエさんおHpより

このままでも良いし、私はお茶漬け風で食べるのが好きです

船釣りのお話

 潮が最高で10ノット(約時速20キロ)にもなると、青物(ぶり・さわら)には

好都合な潮になります。

幻の高級魚のキジハタ科のあこうを水深100mで釣るときには、潮が止まってる時が良いですね。

ベストなのは潮の動き始めよりは止まりがけです。これは来島の釣り経験30年の私の経験です。

ガシラ(ホゴ)やキスなども、もちろん釣れるんですが醍醐味はあこう釣りですね。

兎に角、釣るのが超が付くほど難しいんです。

釣り方も年々進化してきてますね。

 地元の漁師さんは「ビシ道具」と呼ばれる手釣りで釣ります。ビシと呼ばれる1号(3グラム)

ほどの鉛の錘を100mの長さのナイロン糸に固定します。最初は20センチ、次は22センチ、

24センチと間隔を広げていきます。

 

山田撚糸カタログより

自分で作るのは大変なので既製品を釣り道具やさんで購入します。

船の中でこの道具がお祭り(もつれる・絡まる)するんですね。

ビシが絡むと、ほどけないんです。私もこのまま海にほかそう(捨てよう)かという

衝動を何度も経験しました。一度も捨てずに済んでます(笑)

広島の砂田さんて人が、平成10年ころに発明した道具が「オブリ釣り」です。

ビシの数を1/3に減らして3m30号の竿に付けたんです。

リールに巻く道糸が伸びるナイロン糸から伸びのないPE糸に変わった頃です。

お祭りの減ったビシ道具とPEラインの手持ち竿の良いとこ取りが、

ぐっと釣果を伸ばしました。

手持ちのビシでは水深が50mまでが限度でしたが、オブリ釣りは水深80m~100mが

普通でした。

更なる進化が起こりました。

PEラインが8本撚糸になり、強くなると潮水の抵抗を減らすことができるように

なりました。平成10年頃は3号をよく使ってましたが、令和になると

0.8号~1号が主流になりました。

竿もメーカーの宣伝に惑わされて新しい竿にすると釣れるかもと

錯覚してしまったものです。

細く繊細な竿と細いPEラインで80㎝の大鯛やブリや60cmのあこうを

手にすることが可能になりました。

今治の遊漁船は、松山ほど多くはありませんが、若いけれど上手な船長もいます。

一度、お試しください。

潮流体験

ジェットバイク体験・ウエーくボード体験・バナナボード体験は

地元の知人、友人に頼らないと正直なところ難しいです。

今治大島のいききしまなみ館で「潮流体験」が可能です。

また炭火七輪焼きも好評ですね。兎に角生きのよい魚を七輪バーベキューで食すると

ビールも進みます(笑)運がよければアワビやメバルの刺身にもめぐり逢えます。

㈱しまなみ Hpより

来島海峡海上交通センターは1日に500隻の船の往来を監視

昼夜を問わずに500隻もの船舶が往来します。あってはいけないことですが

船舶同士の衝突事故や座礁事故も起きています。海の安全を守る海上保安庁の監視タワーが

24時間体制で監視しています。

我々も微力ながらレジャーや船舶の航行に注意して事故の発生抑制に協力したいものです。

お勧めの料理屋さんは次の2軒です。私の独断と偏見です。

今治大浜漁港に面した「浜勝」と大三島の「貴船」です。

機会があれば、ご賞味ください。

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