ハ・ヨンスが演じる崔香淑は、朝鮮半島からの留学生。東京帝大で法律を学んだ兄の勧めで
明律大学女子部に進学し司法試験合格を目指す。日本語が堪能で、寅子たちともすぐに打ち解ける。
目 次
ハ・ヨンスはNHKのTVドラマ「虎に翼」で朝鮮からの留学生役で好演
帝国大学の法学部を卒業した兄の後を追って明律大学で法律を学んでいる。
ドラマは昭和7年（1932年）のお話。崔香淑と名乗り同窓の5人の女性たちと机を並べて
法律を学び、司法試験に挑戦しているストーリーです。
戦争色が濃くなってくると朝鮮人は差別を受けだして、やむなく兄と共に朝鮮に帰ってしまう。
帰国した朝鮮で日本人の青年と恋に落ちて、汐見香子として日本に帰ってくるのでした。
彼女がドラマの中で話す日本語は全く日本人と同じ発音です。ドラマの中では
少したどたどしい素振りを見せてますが、実生活ではまるっきりの日本語を話しています。
彼女は芸能人になることが目的ではなく、美術の専門学校に通う学費稼ぎの為に
アルバイトで始めたモデルが、この道に進むきっかけになったそうです。
1990年（平成2年）10月10日に韓国・釜山広域市で2人兄妹の末っ子として生まれる。
ハヨンスが生まれた釜山広域市の様子
小さい頃より絵がすきで、高校時代はアニメーションを専攻していた。専門学校進学のため
ソウルに上京し学費を稼ぐためにアルバイトとしてモデルをしていた時があった。
このモデルで注目されたのが芸能生活に染まる 契機になったようです。
2013年(平成25年）23才の時に 、映画「恋愛の温度」で女優としてデビューしてます。
またその年にTVドラマ「モンスター～私だけのラブスター」では主役に抜擢されました。
その飾らないな可愛さから日本の女優の蒼井優や宮崎あおいに似てると話題になりました。
2018年（平成30年）28才の時に、「リッチマン」に出演しています。
日本のドラマ「リッチマン、プアウーマン」石原さとみ主演の韓国リメイク版です。
所属事務所は、BHエンターテイメント ⇒ マネジメントA.N.D ⇒ PLKエンターテイメント
⇒ ANDMARQ ⇒ TWIN PLANET と目まぐるしく移転しています。お国柄なんでしょう。
写真集 On the way home を27才の時に発行（2017年3月）
趣味の一つであるフィルム写真集を発行しています。
ハ・ヨンスの初めての写真集で、親しい仲であるフォトグラファーのリエとともに作業した。
ヨーロッパアルプス、ポルトガル、ポーランドなどを約1年をかけて旅行して撮影しています。
若い人々よりは老人たちを、そして人生の屈曲が見える方々を撮影することがより
好きだそうです。
ささやかな日常を率直にファインダーの奥に見つけたようですね。
「最も率直で純粋になる時が、カメラで何かを収める時だ」と言っています。
彼女は「旅行の途中に、おばあさんとおじいさんの写真をたくさん撮りました」
「暖かさを本当に多く感じて、写真を撮りながら自ら慰められる感じで、
心が豊かになる感じがした」そうです。
女優ハン・ヒョジュが次のように推薦の言葉を述べています。
「同じ空間で撮影した二つの写真が、微妙に違う部分が興味深い」
この大切な友人の言葉が、写真集への期待をより一層高めています。
2022年5月に美術留学目的で日本に渡航し、俳優活動もスタートさせた。
2024年4月から始まった「虎に翼」への出演が決まったのは23年の夏ごろ。
それまでの期間はNHK「ワルイコあつまれ」に出演したりしつつ、日本語や日本作品を
学ぶ時間に費やした。30才の時に日本語を3か月独学で猛勉強したそうです。
「あぁこれなら、やっていける」と思ったそうです。家族は反対したけど
「ダメだったら戻ってくればいい」と説得したそうです。
小さいころから絵が好きだったそうです。学生時代にはアニメーションが好きで所謂専門学校にも
通っていて、韓国では油絵の個展を開いた経験もあるそうです。
2022年5月に美術留学目的で日本に渡航し、俳優活動もスタートしました。
kstyle より
30才で来日
2年ほどの在日期間にモデルやドラマの出演を経験して32才で大役を任された。
穏やかそうな顔立ちからは、想像しにくい生き方を選択してると思います。
絵を描くがこと・フィルム写真・ウサギを飼うことなどが趣味です。将来はウサギの保護施設を
作りたいそうです。
強くなければ異国の日本で生きてはいけない。だけど優しくなければ生きていく
資格がないと思います。
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