強面“遅咲き俳優”の遠藤憲一は、やくざ役が苦手。強面“遅咲き俳優”の遠藤憲一をCMに出演させた敏腕マネージャーとは誰?
遠藤憲一の演技力があることを見抜き、シリアスな役を演じさせて、幅広い演技力があることを業界に知らしめたのは?
ナレーションや脚本も手掛ける遠藤憲一とは何者だ?
強面俳優だけどやくざ役は苦手、性質は穏やかで優しい 写真は本人のインスタグラムより
プロフィール
遠藤憲一(えんどう けんいち 本名)
- 生年月日 : 1961年6月28日(2024年9月現在/63歳)
- 出生地 :東京都品川区
- 身長 :182 cm
- 体重 :65キロ
- 血液型 :O型
- 職業 :俳優・ナレーター・脚本家・タレント
- 活動期間 :1979年 ~
- 配偶者 : 既婚
- 事務所 :エンズタワー
1983年22才の時にドラマデビュー 写真は、い・く・ば・くもないHpより
若い頃の遠藤憲一は、ダメ人間?
1978年(17才)高校2年で中退
電車の中吊り広告を見てタレント養成所に入所、そこには劇団もあった。
芝居に触れて人間を演ずることに興味が沸く。
その後、仲代達矢さんの無名塾にも入塾。
空気の重圧感や規律の厳しさと辞め癖が抜けてなかったので、10日で退塾。
自主公演で舞台をやったが、たまたま見に来た人が映像の世界へスカウトしてくれた。
1983年(22才)の時にNHKの連続ドラマ「壬生の歌」に抜擢されドラマデビュー
ただ20代は悪役が多かった。食えないのでナレーションもやった。
そして1990年(29才)に、今の奥さんと結婚した。
脚本を書いて演技の勉強をしようと思ったんです。自分がやりたいドラマを書きたいと思ったこともあって。それと、嫌なことがあると途中でやめてしまうやめ癖も直そうと決意しました。毎日1行でも書くと決めて、5年くらい書き続けました。
水谷豊さん主演の「刑事貴族2」(平成3年放送)の数話、書かせていただきました。産経新聞インタビューより
その後40才代の後半まで刑事ドラマ・サスペンス作品・時代劇などで脇役ばかりの下積みを経験。
ブレークしたのがこの頃。
2009年(48才)に俳優人生で初めて主演を務めた「湯けむりスナイパー」の出演がきっかけだ。
遅咲き俳優の遠藤と言われる所以だ。
「自分のことを一番わかってくれているのは、お前だ・・3年かけてマネージャーに口説いた」
写真は有名人裏情報サイトより
演技力を前面に出してイメチェンした凄腕のマネージャーとは?
遠藤憲一に演技力があることを見抜き、シリアスな役・深みのある役の獲得に奔走したのは
遠藤昌子だ。
2007年(46才)に個人事務所を設立。
「自分のことを一番わかってくれているのは、お前だ・・・3年かけてマネージャーに口説いた」
この時の2人は17年前の1990年(29才)に結婚していた。
マネージャーの遠藤昌子は、遠藤憲一のことを次のように述べている。
「精神年齢はすごく低くて、幼稚なんです。でも、こだわりがあることに関しての集中力はピカイチ。過酷な時間帯や環境での撮影が続いても、ずーっと集中し続けている姿を見ていると、偉いなって感じるんです。
“普段はしょうもないのに、ちゃんとできるじゃん!”って(笑)。
自分の性質に合った仕事ができてよかったね、と思っています。
うーん、そうだなぁ……親戚の子どもを見ているっていう感覚に近いのかもしれないですね」
週刊女性 PRIMより引用
幅広い役柄をこなすようになって、TVのCMも増えた 写真は本人のインスタグラムより
バラエティー番組に挑むきっかけを作ったのも昌子さんだという。だが、当の遠藤は苦手意識もある
阿吽(あうん)の呼吸で成り立つ2人の空気感が、その場にいる私たちにも伝わってくるようだった。「今まで女房には、相当ストレスをかけていただろうなって。だから、恩返しをしていきたい。やり方がわからなかったり、下手くそだったりするかもしれないけれど、これから少しずつでも恩を返していかなきゃなって思いますよね」 週刊女性 PRIMより引用
遠藤憲一の本当の性格は?
悪役の演技は抵抗なくできるでしょう・・・?と聞かれると
自分とは真逆の役だから苦手だと答える。
新宿を歩くと、警官がすぐに職務質問しに飛んでくるんで困ると頭を掻く。
役柄で小さな女の子の保護者の役は素で出来るようだ。
ご夫婦に子供は、いない。
犬が好きになって、夫婦で可愛がっている。
もともと優しい遠藤憲一さんだから、犬も自分の味方はすぐに嗅ぎ分ける。
これからも公私ともに幸多かれと願う。
NHKの「チコちゃんに叱られる」に出演 写真は本人のインスタグラムより